ニキビ跡の茶色いシミを消す方法を徹底解説!原因と対策を知って色白美肌をGET

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ニキビが治ったところに出来てしまった茶色いシミ。

美白化粧品を使ってもなかなか消えないと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ニキビ跡の茶色いシミを消す方法やニキビ跡の正しいケア方法などを詳しく解説していきますので、ぜひご参考にしてください。

ニキビ跡の茶色いシミは、効果のある美白化粧品で正しくケアすることにより消すことは可能ですよ!

ニキビ跡の茶色いシミを消す方法

ニキビ跡の茶色いシミは、肌に炎症を起こすことで出来る炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)というシミです。

このシミを消すのにはピーリングがいちばん即効性があり、また美白化粧品でのケアやビタミンCイオン導入も効果的!

レーザー治療については、多くの美容皮膚科では効果がないと言われています。

ピーリングでメラニンを排泄

ピーリングとは、いわばお肌のエクササイズ!

余分な角質を取り除き、肌の代謝を上げてターンオーバーを促すことで真皮のコラーゲンを増やし、シミの元であるメラニンを排泄させます。

市販のピーリング剤にはいろいろな種類がありますが、肌に優しいのはミルクやジェルなどの洗い流すタイプ。

ゴマージュ(消しゴムかすのようにポロポロと皮がとれるもの)やスクラブ、拭き取りタイプのものは刺激が強く、また石けんタイプのものはピーリング力が弱めです。

ホームピーリングの効果的なやり方

(1)手に適量のピーリング化粧品をとり、まずは顔の中でも肌が比較的強いTゾーン(おでこから鼻の部分)にのせて軽くマッサージするようになじませます。

(2)目元は中指と薬指のくっつけて小さな円を描くようにしながらUゾーン(頬からあごの部分)になじませます。

(3)ぬるま湯でよく洗い流し、肌をこすらないようにタオルで水けを拭きます。

(4)ピーリング後の肌は乾燥しやすくなっているので、セラミドやヒアルロン酸などの保湿美容液をたっぷりつけ、マッサージやパックなど、肌に刺激を与えそうなケアは2~3に控えます。

ピーリングをしたとき、肌に刺激を感じるときや赤みが出た場合はストップしてください。

丁寧にするあまり、時間をかけすぎたり強くこすったりするのは肌に余計は刺激を与えてしまうのでNGです。

また、ヒーリングの回数は週に1~2回とし、寝不足や風邪などで肌の状態が悪い時はトラブルを引き起こしやすくなるので使用は控えましょう。

ピーリングをした後の肌はとても紫外線の影響を受けやすくなっているので、外出時にはしっかりと紫外線対策をしてください。

週に1~2回のペースでピーリングを続けることは、肌全体のくすみやもやもやとしたシミにも有効です。

シミ消しに有効な美白成分

ニキビ跡の茶色いシミは、普通のシミと同様にメラニン色素が沈着したものなので美白化粧品はとても有効です。

しかし、どんな美白化粧品でも効果が期待できるわけではありません。

シミの予防ではなくシミを消したい場合は、メラニンの還元作用のあるハイドロキノンやビタミンC誘導体が配合されているものを選ぶようにしましょう。

※メラニンの還元とは、メラニンが生成される過程においてメラニン生成を遅らせたりメラニンの色を薄くしたりすることです。

ハイドロキノン

肌の漂白剤と言われるほど美白効果の高い成分です。

皮膚科でもよく使われている成分で、2001年の規制緩和で化粧品への配合が可能になりました。

メラニンの生成を促すチロシナーゼという酵素の働きを阻害し、メラニン色素を薄くする漂白効果を併せ持っています。

ビタミンC誘導体

壊れやすく肌に浸透しにくいビタミンCを、肌に浸透しやすい形に変えたものです。 

メラニンに対して、チロシナーゼの活性阻害・メラニン生成制御・メラニンの還元と3つのアプローチ全てをこなす美白成分の優等生!

美白化粧品を初めて使うという方におすすめの成分です。

ビタミンCイオン導入で効果UP!

イオン導入とは、電流を利用して肌に有効成分を効果的に浸透させる方法です。

ビタミンC誘導体には、前述した通り美白効果があり、またニキビの炎症を抑えたり、コラーゲンを増やしてしわを改善する効果も期待できます。

これをイオン導入器で肌の深部にまで送り込むことをビタミンCイオン導入と言います。

イオン導入器を選ぶときは、専用のビタミンCジェルが必要なものより、手持ちのビタミンC誘導体が配合された化粧水を使えるものの方が便利です。

また、あまり多機能でも使わなければ意味がないので、ビタミンC導入だけのシンプルなものを選ぶようにしましょう。

使用する時は、取扱説明書に従って正しく使うようにしてください。

肌が敏感な人の場合は赤みが出ることもありますので、イオン導入でのお手入れは週に1~2回程度を目安にして、洗顔後、肌に何もつけない状態で行います。

ピーリングの後に行うと、さらに肌への浸透率が高くなり効果的です。

赤みのあるニキビ跡の改善方法

触っても痛くないニキビ跡の赤みは、肌内部に起きている炎症に集まった毛細血管が透けて見えているのが原因です。

また、炎症時に集まった毛細血管から滲み出た血液が跡として残ることもあります。

ニキビ跡の赤みは、他のニキビ跡に比べると比較的軽い段階なので、炎症を抑え、ターンオーバーを整えることで治すことができます。

肌内部の炎症を抑える

肌の内部の炎症を抑えるには、

  • ビタミンC誘導体
  • アラントイン
  • グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)

といった抗炎症作用のある成分が配合された化粧品を使うのがとても効果的です。

アラントインは尿素から合成、またはコンフリーの葉、タバコの種子などからとれる成分で、消炎効果や細胞活性化の働きがあり、ニキビの炎症や赤みを抑える作用があります。

グリチルリチン酸2Kは、グリチルリチン酸(甘草根エキスの主成分)の水溶性の誘導体のことで、消炎作用が強く、ニキビの炎症や赤みを抑える作用があり、医薬品や医薬部外品にも使われています。

ターンオーバーを整える

ターンオーバーの周期の乱れは、ニキビやニキビ跡などの肌トラブルを起こしやすくします。

肌の生まれ変わりは約28日が理想ですが、その速度は早すぎても遅すぎても問題です。

肌荒れを起こしている場合はダメージを早く回復しようとターンオーバーのサイクルが早まるので、過度な洗顔は避け、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている美容液やクリームなどでしっかり保湿をしてください。

ターンオーバーが正常に整い表皮が生まれ変わる過程で、ニキビ跡の赤みも徐々に薄くなっていきます。

クレーター状になったニキビ跡には

ニキビを潰したり、強い刺激を与えるなどで出来てしまったニキビ跡のクレーターは、ピーリングを行うことで目立たなくすることは可能です。

しかし、自宅でのケアには限界があるため、医療機関でのケミカルピーリングやレチノイン酸の塗り薬、レーザーを使った治療など、医師の指示に従って正しいケアをすることをおすすめします。

ケロイド状になったニキビ跡の場合

ケロイド状になったニキビ跡を自宅のケアで治すのは、残念ながらほぼ不可能です。

皮膚科専門医で早急に治療を受けるようにしてください。

ニキビ跡のシミを作らないためには

ニキビ跡が茶色いシミとなって肌に残るのは、過剰に作られ沈着したメラニン色素が原因です。

通常なら、ニキビの炎症によって作られたメラニンは役目を終えればアカとなって自然とはがれていくのですが、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)周期が乱れ、肌に残ることでシミとなります。

特に、頬から阿保にできるニキビは茶色いシミ(炎症性色素沈着)を起こしやすく、ニキビの上から日焼けをするとさらに沈着しやすくなるので、パウダーファンデーションを塗るなどをして紫外線からお肌を守ってください。

正しいケアで跡を残さない

ニキビができてしまった時は、悪化して跡が残らないよう、

  • 触らない・つぶさない
  • 過剰な洗顔をしない
  • 刺激を与えない

ことがとても大事です。

ニキビができると、どうしても気になって手で触ってしまいがちになりますが、手には見えない雑菌がいっぱい!

雑菌によってニキビが悪化することもあるので、薬を塗る時やスキンケアをする時以外は触らないようにしましょう。

また、ニキビを潰すことも炎症を悪化させる原因になるので絶対にNG!

過剰な洗顔や洗浄力の強いクレンジング剤の使用、たたく、こするなどの肌の摩擦も、肌に刺激を与え炎症を長引させることになるので注意が必要です。

抗炎症作用のある成分が含まれた化粧品で炎症を静めながら、健康な肌を作っていきましょう。

ニキビ予防もしっかりと!

ニキビはできてから治すのではなく、できないように予防することがとても大切です。

20代以降のニキビは、過剰な皮脂の分泌で起きる10代が中心の思春期のものとは違い、肌の乾燥や睡眠不足、偏った食生活などが原因になっていることが多く、ニキビ跡が残りやすいのが特徴です。

外側からのケアでは、肌が乾燥しないようにしっかり保湿を行い、バリア機能が整った正常な肌を維持するように心がけましょう。

また、洗顔をするときは肌に刺激や摩擦などを与えないように優しく洗い流し、肌に必要な皮脂や油分を奪わないようにしてください。

内側からのケアでは、しっかり睡眠をとる、バランスのよい食生活を心がける、ストレスをため込まないなど、生活習慣を整えることが大事です。

ニキビを予防する化粧品の選び方

ニキビ予防には、“ノンコメドジェニック”と記載がある化粧品を選ぶようにしましょう。

ノンコメドジェニックとは、ニキビの原因となるアクネ菌のエサになりにくい油性成分でつくられている化粧品のことで、記載方法には“ノンコメドジェニック処方”と“ノンコメドジェニックテスト済み”の2種類があります。

※コメドとはニキビの第1段階の症状で、毛穴がつまって小さく膨らんだ白ニキビのことを指します。

ノンコメドジェニック処方

ノンコメドジェニック処方とは、ニキビができにくい成分やアクネ菌の増殖を抑える作用のある成分で作られた化粧品を指します。

化粧品に“ニキビ用”と記載されているものは、ほぼノンコメドジェニック処方です。

ノンコメドジェニックテスト済み

ノンコメドジェニックテスト済みとは、化粧品の原料がコメド(白ニキビ)を誘発しにくいものであることを証明する試験にクリアしていることを意味します。

最近では、スキンケア商品の他に、化粧下地やコンシーラー、ファンデーション、日焼け止めなどにも、ノンコメドジェニックテスト済みと記載された商品があります。

ニキビができやすいという人は、ベースメイクにもこの表示がある化粧品を選ぶとよいでしょう。

ただし、このテストにはまだ一定の基準や承認制度がないため、各化粧品会社よってテスト方法や判断基準は異なります。

そのため、すべての人の肌にノンコメドジェニック化粧品が合うとは限りませんし、また、コメドが全くできなくなるというわけではありませんので、試供品やトライアルセットなどで肌に合うか確認してから使うようにしてください。

いかがでしたか?

今回は、ニキビ跡にできる茶色いシミを消す方法をご紹介させていただきました。

このシミは、紫外線のダメージによってできるシミ(老人性色素班)と同様に自宅でケアすることは出来ますが、目立たなくなるまでには時間がかかります。

そのため、ニキビができた時には正しいスキンケアで跡が残らないように治療をし、またニキビができないように予防をすることがとても大事です。

ニキビができやすい人は日頃からケアを欠かさず、健康な肌作りをするようにしてくださいね。

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