サラバほうれい線。3つの原因にあわせた対策で若々しい口元は蘇る!

最近では、20代~30代前半でもお悩みの方が増えてきている“ほうれい線”。
何とかしたいと化粧品を変えてみたり、ネットで検索して良いと言われていることを試してみたりしているのに一向に改善しない…。
そんなお悩みのある方は要注意!それもそのハズ、ほうれい線の原因は人それぞれなので自分にあった対策を行わなければ意味がないのです。
この記事では、ほうれい線ができる3つの主な原因と対策をお伝えしていますので、ピンッと張りのある若々しい口元作りに役立ててくださいね!
目次
ほうれい線ができる3つの主な原因
(1)表皮の乾燥によるシワ
(2)真皮の劣化によるたるみ
(3)骨格や歯の問題よる歪み
ほうれい線ができる主な原因は上記の3つです。
と言うことは、この3つの原因から当てはまるものを見つけ出しきちんと対策すれば改善は可能!
(1)表皮の乾燥と(2)真皮の劣化についての記述はネット上でもよく見かけますが、(3)の骨格や歯の問題についてはあまり見かけないため軽視しがちです。
ですが、そもそもの原因が骨格や歯並びなどにある場合、表皮のお手入れをどんなに頑張ってもほうれい線が改善されることはありません。
次の章ではそれぞれ詳しく解説していますので、まずは原因をしっかり見極めて対策していきましょう。
年代別のほうれい線の原因と対策は下記の記事でも取り上げていますので是非あわせてご覧になってみてくださいね。
★関連記事★ ほうれい線の消し方5選【年齢別!】ほうれい線の原因と対策
表皮の乾燥による【シワほうれい線】
こんな方は要チェック!
■20代~30代前半。
■肌が乾燥しやすく敏感傾向。
■保湿ケアをしていない。
表皮の乾燥によるほうれい線は、乾燥が原因のいわゆる浅いシワです。
年齢に関係なく肌が乾燥しやすい方や、水分を与えてもキープする力が弱い場合は鼻の横から口の横にかけてあらわれます。
シワと言っても、この年代で見られるほうれい線は真皮のダメージは少ないため、正しいお手入れを行えば比較的早く改善しますが、放っておくと深いシワになってしまうので気付いたら早めのケアが肝心です。
シワほうれい線の対策
一口に保湿と言っても化粧品に含まれる保湿成分には様々なものがあります。
シワほうれい線があらわれだした肌にオススメの保湿成分は、セラミドのように体の内側の水分が肌にキープできるようサポートしてくれるタイプのもの。
外側から与えるだけではなく、内側の水分を挟み込んで逃がさない保湿成分で常に表皮が潤った状態をキープしましょう。
また、オフィスや移動中など強い乾燥に長時間肌がさらされる場合は、マスクをしておくと適度な湿度が保たれ表皮の水分が蒸発するのを防げます。
真皮の劣化による【たるみほうれい線】
こんな方は要チェック!
■30代後半から気になりだした。
■紫外線対策をしていない。
■タバコを吸う習慣がある。
30代半ばを過ぎてあらわれるほうれい線は、加齢による肌のたるみが主な原因。
肌の弾力を支える真皮のコラーゲンやエラスチンは年齢と共に作る力が弱まりますが、紫外線やビタミンC不足などの外的要因によっても劣化します。
たるみほうれい線の原因は表皮ではなく真皮にあるため保湿ケアでの変化は期待できませんが、今以上に紫外線ダメージを増やさないよう注意し真皮のコラーゲンを増やす成分を補うことで改善が見込めます。
たるみほうれい線の対策
30代後半からは、真皮に働きかけてくれるスキンケア製品を毎日のお手入れに取り入れていきましょう。
コラーゲンを増やす代表的な成分には、レチノール・ビタミンC誘導体・FGFなどがあります。
また、ほうれい線に限らず肌老化の65%は紫外線による光老化だと言われています。少しの外出や室内だからと気を抜かず、メイクをしない日でも日焼け止めや日傘で万全な紫外線対策を!
タバコは美容の大敵なのでやめるに越したことはありませんが、どうしても無理なビタミンCのサプリメントを摂取しましょう。
骨格や歯の問題による【歪みほうれい線】
こんな方は要チェック!
■歯列矯正をしている。
■噛み合わせに問題がある。
■歯並びが悪い。
化粧品業界では、ほうれい線の原因は肌にクローズアップされがちですが、実のところ骨格や歯並びが原因でほうれい線が目立つというケースも少なくないようです。
特に噛み合わせに問題がある場合は、口元の筋肉がバランス良く使われないため、年齢の割にほうれい線が目立ったり深くなりやすい傾向があります。
ネット上では歯列矯正をしてほうれい線が目立つようになったとの声もありますが、これは矯正中に口周りの筋肉が衰えてしまったためで、筋肉をしっかり使えば改善する可能性が高いと考えられます。
歪みほうれい線の対策
顔の筋肉も体と同じで鍛えれば衰えにくくなりシワやたるみにも効果が期待できますが、骨格や歯並びに問題のある方がむやみに表情筋トレーニングを行うと変なパーツに筋肉がつき新たなシワが刻まれる恐れもあります。
まずは、整形外科や歯科医院で信頼できる医師に診てもらい、根本的な原因を改善してからほうれい線対策を行いましょう。
歪みほうれい線はスキンケア製品では改善できませんが、加齢や光老化によるコラーゲンとエラスチンの減少を抑えることで進行は防げます。
たるみほうれい線と同様に、真皮にアプローチできる成分が配合された化粧品に切り替えたり、紫外線対策を行うことは決して無駄ではありませんので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
これってどうして?ほうれい線Q&A
寝起きにほうれい線が目立つ
朝起きたときにほうれい線が目立って見えるのは、髪に寝癖がつくのと同じで寝方や顔の向きによるものだと思われるのであまり気にする必要はありません。
ですが、起きてからしばらく(20~30分以内)しても消えないようであれば、真皮のコラーゲンやエラスチンが変性し肌の弾力が失われています。
一般的にコラーゲンの生産量が低下するのは30代後半からと言われていますが、近年では生活習慣の乱れや紫外線の影響から20代でも油断できない状況なので、起きてからどれくらいの時間ほうれい線が目立っているのか?しっかり鏡を見てチェックしスキンケア製品を切り替えるタイミングの目安にしましょう。
ストレスはほうれい線の原因になる?
ストレスがほうれい線の原因という説がありますが、万病のもとと言われているストレスは確かにほうれい線の原因にもなり得ます。
まず、ストレスを抱えている状態を想像してみると口角が下がっていわゆる不機嫌な顔になっていますよね。
口角が下がれば、同時に頬の位置も下がるためほうれい線ができやすくなってしまいますし、イライラしていると血流が悪くなるので肌はもちろん体にも悪い影響が出やすくなります。
出来るだけストレスがたまらないよう、日頃から上手な発散法は身に着けておきたいものですね。
片側だけにほうれい線がある
顔の左右どちらかだけにほうれい線がある、または片側だけが目立つという場合は噛みグセや表情グセによるものです。
中でも、頬杖をつくクセはほうれい線を深くしてしまいます。
また、毎日同じ側を下にして横向きに寝る方は片側だけ目立つ傾向があるようなので、今以上にほうれい線を目立たせないためには意識して体の向きを変えましょう。
いかがでしたか?
ほうれい線があらわれる主な原因は(1)表皮の乾燥(2)真皮の劣化(3)骨格や歯の問題、の3つ。
真皮のコラーゲン不足による肌の弾力低下が原因でほうれい線が目立っているのに、表皮のお手入れを頑張ってしても改善することはありません。
原因が複合的な場合は、(3)→(2)→(1)の順で対策するとより早い改善が望めます。
どのタイプのほうれい線も一夜にして消えることはありませんが、一夜にして刻まれることもまずあり得ません。日々のケを怠らずいつまでも若々しく魅力的な口元を保ちたいものですね!
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