美白美容液ランキング【肌質別!】おすすめの成分と選び方

シミやくすみにニキビ跡…と、年齢と共にファンデーションでは隠しきれなくなっていく肌トラブルの数々、本当にイヤですよね。
こうした肌の色素沈着やターンオーバーの乱れによるお悩みには、いつものスキンケアに美白美容液をプラスして改善したいところ。
でも、いざ製品を購入しようと思っても、沢山ありすぎてどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、そんなお悩みを解消する美白美容液の選び方や、肌質別のおすすめ製品をランキング形式でご紹介します!
成分の特徴も解説していますのでご参考にしてみてくださいね。
美白美容液の選び方3つのポイント
1.美白成分は入っている?
化粧品のパッケージや製品名によく見られる「ホワイト」や「透明感」などの言葉。
こういった言葉が使われているといかにも美白効果がありそうですが、中には美白効果の期待できる成分が全く入っていないものもあります。
美白に限らず美容液には高価なものも多いので、選ぶ際にはイメージに惑わされず必ず成分表を確認しましょう。
2.肌質に合っている?
美白成分の中には、肌への刺激が強いものや乾燥肌には不向きなものなどがあります。
肌質に合っていないものを使い続けていると、新たな肌トラブルの原因になる場合もありますので成分の特徴を把握しておきましょう。
それぞれの成分の特徴については次の章で解説していますので、気になる成分があればチェックしてみてくださいね。
3.成分の濃度は?
どんな美白効果が高いとされている成分でも、ほんのわずかしか配合されていなければその効果は実感できません。
一般的な美容液に含まれる成分は多いもの順で記載されているので、美白成分が何番目に記載されているかで大体の配合量は推測できます。
一概には言えませんが、美白成分が最後のほうに記載されているようなら、あまり効果は期待できないでしょう。
代表的な美白成分と特徴
美容皮膚科で処方される美白成分
ビタミンC誘導体
ビタミンCを肌に浸透しやすい形に変えたもの。
高い抗酸化力を持ちシミを予防・改善する効果がある他、ニキビの炎症を抑えたり、しわや毛穴の開きなどのエイジングサインにも有効。
※刺激が強く肌を乾燥させる作用があるため、乾燥肌の方は保湿剤との併用が必須。
ハイドロキノン
欧米では最もポピュラーな美白成分のひとつ。
メラニンを薄くする働きと、メラニンを作る酸化酵素(チロシナーゼ)を抑制する効果があり、「肌の漂白剤」とも呼ばれている。
※高濃度のものは美白効果が高い分、肌への刺激も強くなるので注意が必要。
コウジ酸
味噌や醤油に含まれる麹菌由来の成分。
シミを予防する効果の他、糖化による肌の黄ぐすみを改善する効果があるとして注目されている成分。
※糖化とは、体内のタンパク質が糖と結合して変性することで老化を引き起こすと言われている反応。
油溶性甘草エキス(グラブリジン)
漢方薬の甘草から抽出された美白成分。
臨床試験の結果、肝斑(かんぱん)の改善効果やメラニン抑制作用が確認されている。
化粧品メーカー独自の美白成分
ルシノール
ルシノールはもみの木の成分をヒントにポーラが開発した成分。
メラニンを作るチロシナーゼの活性化を抑制し、シミやそばかすを予防する効果がある。
ビタミンC生命体
リソウが開発したビタミンC生命体は医学専門誌にも掲載されている成分。
長期保存が不可能だったビタミンCを純粋なまま安定化させたもので、シミの改善効果の他しわやくすみへの効果も確認されている。
QuSomeハイドロキノン
ビーグレン独自の浸透技術で開発された低刺激のハイドロキノン。
肌の刺激となりやすいハイドロキノンをカプセルで包み込むこと、安定性と効果の両立を実現し国際特許も取得している。
4MSK
4MSKは資生堂がターンオーバーの不調に着目し開発した成分。
メラニン抑制効果の他、角化を正常にしメラニンをスムーズに排出する効果が期待できる。
カモミラET
花王が開発したカモミラETは、カミツレ(カモミール・カモマイル)から抽出した成分。
メラノサイト(メラニンが作られる工場)への情報伝達を阻害し、メラニンが生成されるのを防ぐ働きがある。
D-メラノ
D-メラノはナイアシン(ビタミンンB3)の一種で、マックスファクターが開発した成分。
メラニンが表皮細胞に受け渡されシミになるのをブロックする効果がある。
エナジーシグナルAMP
大塚製薬が開発したエナジーシグナルAMPは、植物の種子や球根に含まれている成分。
皮膚細胞のエネルギー代謝を高めてターンオーバーを正常化し、メラニンの排出を促す働きがある。
その他有効性が確認されている美白成分
アルブチン
ハイドロキノンにブドウ糖を結合させたもの。ハイドロキノンよりも安定性と浸透性が高く肌への刺激が少ない。
m-トラネキサム酸
もともとは資生堂が美白剤として開発した成分。メラニンの生成を抑制する効果が期待できる。
TXC
CHANEL(シャネル)が開発し日本でも認可された成分。メラニンの生成が始まるときに起きる主要因子の連鎖反応をブロックする。
エラグ酸
ライオンが発見したイチゴやラズベリーなどの果物に多く含まれている成分。抗酸化作用が高くチロシナーゼ抑制作用がある。
プラセンタエキス
哺乳動物の胎盤から抽出された成分。血流を改善してシミを防いだりターンオーバーを促進する効果がある。
リノール酸
サフラワー(ベニバナ油)などの植物油から抽出される。メラニンを作るチロシナーゼを抑制し紫外線によるシミを防ぐ。
肌質別!美白美容液ランキング
乾燥肌 or 敏感肌
第1位:リソウ リペアジェル
ビタミンC生命体配合美容液
美白成分として知られているビタミンC誘導体には肌を乾燥させる性質があり、乾燥肌や敏感肌の方には刺激となるのが欠点でした。
リソウが開発したビタミンC生命体は、これまで化学的な加工なしでは劣化を防げなかったビタミンCを、独自の技術で化学合成せずに安定化したもの。
低分子成分よりも微粒子なので、純粋なままのビタミンCがスムーズに肌に届き、より高いレベルでの美白を実現してくれます。
美白成分:ビタミンC生命体・カンゾウ根エキス
販売元:株式会社リソウ
乾燥肌や敏感肌の方はバリア機能が低下しているため、肌を乾燥させる性質のある美白成分を使用すると、赤みや痒みなどの肌トラブルに発展することも少なくありません。
リペアジェルは、敏感肌の方でも安心して使える天然由来の成分のみで作られているのに、医学誌に掲載されるほどの実力。
通常、化粧品に含まれている一番多い成分は水ですが、このジェルはなんと一滴の水も使用せずにこだわりの美容成分のみで作られています。
コレ1つで美白からアンチエイジングまでOKの手軽さと実力は、忙しい女性からも絶大な支持を受け、“アンチエイジングコスメブランド推奨度 第1位”を獲得。
第2位:ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9
QuSome化ハイドロキノン配合クリーム
一般的に、化粧品に配合されているハイドロキノンは濃度が低いため、あまり効果が期待できない上に肌への刺激性があるという難点がありました。
ビーグレンが独自に開発したQuSome(キューソーム)化ハイドロキノンは、刺激性のある成分をQuSomeカプセルで包み込んだ肌にやさしい処方となっています。
敏感肌用の美白化粧品を使ってもシミへの効果が実感できなかったという方には、肌トラブルが起きにくいQuSome化ハイドロキノンが最適です。
★関連記事★ 【画像有】ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9の効果を検証!
販売元:ビバリーグレンラボラトリーズ
美白成分:QuSome化ハイドロキノン
ビーグレンのQuSomeホワイトクリーム1.9には、肌への刺激が強いハイドロキノンを独自の処方で安定化させたQuSome化ハイドロキノンが配合されています。
ハイドロキノンの配合量は1.9%と控えめですが、肌の奥まで届きやすく長時間効果が持続するため、美容クリニックで処方されている4%のものと匹敵する効果が期待できます。
QuSomeホワイトクリーム1.9は、365日間返金保証付きの“ビーグレン ホワイトケアトライアルセット”にも含まれていますので気軽に試せますよ。
第3位:サエル ホワイトニング エッセンス クリアリスト
アルブチン配合美容液
販売元:株式会社decencia
美白成分:アルブチン
サエルは、ポーラ・オルビスグループの敏感肌専用ブランドdecencia(ディセンシア)から誕生した美白ケアシリーズ。
シミができやすく美白効果を実感しにくい敏感肌特有のサイクルに着目し、独自のアプローチでメラニンを徹底ケア。
青・赤・黄の3色くすみにも対応する独自の配合成分で肌を黒くする酸化反応を抑制し、敏感肌は難しいとされていた美白を叶えてくれます。
普通肌 or 脂性肌
第1位:ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9
QuSome化ハイドロキノン配合クリーム
販売元:ビバリーグレンラボラトリーズ
美白成分:QuSome化ハイドロキノン
できてしまったシミと肌全体のくすみに同時にアプローチするなら、ビーグレン独自の技術で生まれたQuSomeホワイトクリーム1.9。
クリームですがサラっとした仕上がりなので、混合肌の方でも季節を問わず気持ち良く使用できるテクスチャーです。
肌表面に見えているシミだけではなく、未来にあらわれるシミ予備軍にもしっかりアプローチしてくれます。
第2位:アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110
ハイドロキノン配合美容液
多くの美白成分はシミを予防するためのものですが、ハイドロキノンはできてしまったシミを薄くする効果のある頼もしい美白成分。
美容皮膚科でのシミ治療でも、できてしまったシミに第一に処方されることが多い成分です。
効果が期待できる分、肌への刺激も懸念されていますが、国内で販売されている化粧品に配合されている濃度のものを健康な肌状態で使用するのであれば、まず心配はいりません。
販売元:株式会社ハイサイド・コーポレーション
美白成分:ハイドロキノン・カンゾウ根エキス
肌の漂白剤と言われているハイドロキノンを、独自の技術でマイクロカプセル化し安定性を高めた夜用のスポット美容液。
安定型のハイドキノンが時間差でメラニンに働きかけ、寝ている間にしつこいシミを集中ケアしてくれます。
濃度によっては肌への刺激が心配なハイドロキノンですが、この製品は皮膚科医のもと安全性が確認されているので安心度も抜群です。
第3位:HAKU メラノフォーカスCR
4MSK配合美容液
販売元:株式会社資生堂
美白成分:4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・m-トラネキサム酸
シミやそばかすのもととなる肌の奥で生成されるメラニンを、資生堂独自の成分でアプローチ。
4MSKがターンオーバーを正常に整えてくれるためか、改善が難しい毛穴の黒ずみにも効果が期待できます。
シミそのものを消すというよりは、肌全体のトーンがアップして色ムラがなくなりシミが目立たなくなっていくようです。
混合肌 or 乾燥性脂性肌
第1位:リソウ リペアジェル
ビタミンC生命体配合美容液
販売元:株式会社リソウ
美白成分:ビタミンC生命体・カンゾウ根エキス
混合肌や乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の方は、乾燥しているパーツとベタつく部分があるため、基本的には部位ごとにケア法を変える必要があります。
でも、リペアジェルなら原液のまま使えばしっとり、化粧水と混ぜるとさっぱり仕上がるのでコレ1つでOK!
肌全体のコンディションを整えながら美白も叶えてくれる美容液なので、水分不足から起こるくすみやニキビやニキビ跡ができやすい方にも最適です。
第2位:ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9
QuSome化ハイドロキノン配合クリーム
販売元:ビバリーグレンラボラトリーズ
美白成分:QuSome化ハイドロキノン
乾燥肌に傾きがちな混合肌の方は、仕上がりはサラっとしているのに肌の奥まで潤いを届けてくれる製品を使用しましょう。
QuSomeホワイトクリーム1.9は夜のみ使うタイプの美白クリームなので、日中の肌のベタつきが気になる方にも最適です。
単品でこのクリームだけ使うよりもライン使いでより早い美白効果が期待できます。
第3位:アンプルール ラグジュアリーホワイト 薬用アクティブフォーミュラ
アルブチン配合美容液
販売元:株式会社ハイサイド・コーポレーション
美白成分:アルブチン・ビタミンC誘導体
ハイドロキノンよりも安定性が高く低刺激なアルブチンがメラニンの生成をブロックしてシミの根本にアプローチ。
アルブチンは、肌に吸収されるとハイドロキノンとして作用すると言われているため、シミを薄くする効果も期待できます。
柔らかめのテクスチャーで伸びが良くサラッとした使用感なので、混合肌の方もお顔全体に気持ちよく使用できます。
極度の敏感肌 or 肌トラブル
カモミラET配合クリーム
販売元:株式会社花王
美白成分:カモミラET
乾燥性敏感肌に着目したブランド、キュレル(curel)の薬用美白シリーズ。
痒みや赤みのあるときや肌トラブルのあるときはシミを消す「攻め」のケアより、シミを防ぐ「守り」のケアを優先しましょう。
刺激の少ない美白成分カモミラETはメラニンを抑制して、紫外線によるシミやそばかすを防いでくれます。
医薬部外品のほうが効果があるってホント?
美白成分には、厚生労働省が有効性を認めたものとそうでないものがあります。
厚生労働省が認可した成分が使われている化粧品は医薬部外品という扱いになるため、効果が高いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ですが、残念ながら美白成分は人によって相性があるため、医薬部外品だから効果があるというわけではありません。
また、安全性についても同様で、まだ記憶に新しいカネボウ化粧品が引き起こした健康被害問題は、ロドデノールという厚生省が認可した美白成分によるものでした。
このことからも、医薬部外品だから安全で効果があると判断してしまうのはどうかという疑問が残ります。
化粧品メーカーの宣伝だけをうのみにするのではなく、正しい知識で自分の肌に合う成分が入った製品を選びたいものですね。
いかがでしたか?
毎年、多くの化粧品メーカーから新製品が発売されている美白美容液。
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美白は一日にして成らず!
効果を見極めるためには、最低でも肌のターンオーバーにあわせた28日、できれば2~3ヶ月は1つの製品を使ってみてくださいね。
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