肌の露出が増えてくるこれからの季節、面倒でも欠かせないムダ毛処理。
ムダ毛処理のやり方は人それぞれだと思いますが、正しい方法がわからなくて処理後の肌荒れに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
間違った方法でケアを続けていると、皮膚の中に埋もれて毛が生える“埋没毛”や、炎症による“色素沈着”を引き起こしてしまうことも…。
今回は、ツルピカ肌を遠ざけてしまうムダ毛処理のNG行動や、ムダ毛処理機の選び方をご紹介します!
ムダ毛処理における6つのNGとは?
ムダ毛処理のやり方は、特に誰かから教わる機会もないですし、自己流の方法で間違ったケアを続けてしまいがち。
中でも、カミソリによる処理は間違ったやり方だと肌をボロボロにする原因となってしまいます。
あなたも、知らず知らずのうちにNGケアを行なっていませんか?
毛抜きで抜く
毛抜きを使用してムダ毛を毛根から抜くと、次に生えてくるまでの期間が長くなりますし、一見キレイになったように見えます。
しかし、この方法は時間がかかる上に、皮膚の一部を無理に引き抜いているので、毛根へとつながっている毛細血管を傷つけたり、毛嚢炎という毛根の炎症を引き起こす原因となります。
また、抜くときに毛根部分が横に引っ張られると、次に生えてくる毛が横方向に伸び皮膚の中に埋もれてしまう“埋没毛”になることもあります。
生理前後や妊娠中に行う
生理前後や妊娠中は抵抗力が落ち肌も敏感な状態になっています。
また、治癒力も衰えがちなので肌が傷ついてしまった場合、傷の治りや回復にも時間がかかり色素沈着を招く原因にもなります。
特に妊娠中は、ケアする部位によっては見えにくくなりますし、体毛の生え方はホルモン分泌の目安にもなるためムダ毛処理は控えましょう。
その他、体調がすぐれないときや日焼け後も肌がデリケートになっていることが多いため注意が必要です。
下から上に逆剃りする
カミソリでシェービングする際、どの部位であっても毛流れと逆方向に剃る“逆剃り”はNGです。
逆剃りは肌を傷つけやすい上に毛穴を広げてしまいますし、毛の断面が太くなるため次に生えてきた毛が太く目立って見えてしまいます。
カミソリでのシェービングは毛流れに沿って、逆剃りで肌に負担をかけないよう注意しながら行いましょう。
入浴中に行う
入浴ついでにカミソリでムダ毛を剃ると時間短縮にはなりますが、入浴時は角質がふやけて傷つきやすい状態になっているため肌トラブルにつながります。
すべりを良くするために界面活性剤入りの石鹸やボディソープをつけて剃るのもNG!
汚れとムダ毛以外にも、肌に必要な角質や油分を削り落とすことになり乾燥肌やブツブツ肌の原因になります。
カミソリを使ったムダ毛処理は、入浴後など肌が清潔で乾いた状態のときに、ワセリンやお手持ちの皮膚を保護するクリームを塗って行うのがベストです。
処理グッズが不衛生
カミソリなどのムダ毛処理グッズを浴室に置いたままにしておくと、目に見えない雑菌やカビが繁殖して毛穴の炎症を引き起こすこともあります。
面倒でも使用後は洗ってしっかり水気を切り、風通しの良い所に置いておきましょう。
また、カミソリの刃は古くなってくると切れ味が悪くなり肌を傷つけやすくなりますので、剃りにくくなったと感じたらすぐに新しい刃と交換しましょう。
処理する回数が多い
ムダ毛処理は、多かれ少なかれ確実に肌にダメージを与える行為です。
気になるからと毎日行なっていると、肌がダメージを回復する間がなく乾燥によるボツボツや色素沈着による黒ずみを起こしやすくなります。
処理は週に1回~多くても2回を目安に行なってください。
そのサイクルでは間に合わないほど気なる方は、ムダ毛処理機で脱毛するか毛が生えるサイクルを遅らせるローションなどを使用しましょう。
ムダ毛処理機の選び方
ムダ毛処理機と一口に言っても、顔やアンダーヘアなど決まった部位の毛をカットするものや、
足や腕をはじめ全身に使えムダ毛を減らすものなどその種類や効果は様々です。
中でも人気があるのは、使用することで毛を薄くしたり脱毛効果が得られる家庭用の脱毛器。
現在、販売されている家庭用脱毛器の脱毛方式には大きく分けると以下の3つがあるので目的に合わせて選びましょう。
1.フラッシュ式
脱毛器の販売実績10年の“ケノン”を代表とするフラッシュ式の家庭用脱毛器は、広範囲を一度に脱毛できるのが特徴です。
フラッシュ式は、脱毛エステで使用されている光脱毛と同じ部類で、光のエネルギーを利用して脱毛を行うため痛みが少なく、顔やVラインなどのデリケートゾーンにも使用可能。
ケノンのような、照射パワーの調節とカートリッジ交換ができるタイプの製品なら、男女を問わずご家族兼用で使えます。
忙しくてムダ毛処理に時間をかけられない方や、エステなどに行かず自宅で済ませたい方にもオススメです。
2.レーザー式
2014年には東急ハンズ脱毛器販売実績No1を獲得した“トリア”を代表とするレーザー式脱毛器は、付属品がないため経済的に使用できるのが特徴です。
レーザー脱毛は、美容クリニックなど多くの医療機関で用いられている技術なので高い効果が期待できます。
トリアをはじめとしたレーザー脱毛器は、早い方なら3ヶ月ほどで効果を実感できるのがメリットですが、多少の痛みがあり照射範囲が狭いため時間がかかるというデメリットもあります。
経済的に脱毛したい方や、1回の処理時間は長くてもトータルの処理期間を短く済ませたい方にオススメです。
3.熱ワイヤー(熱線)式
ヒーティングスタイル脱毛 デピタイム
テレビショッピングで人気の“デピタイム”を代表とするムダ毛を熱でカットする熱ワイヤー式のムダ毛処理機は、コンパクトで持ち歩き可能なのが特徴です。
熱ワイヤー式は、熱で毛を切断するため今あるムダ毛をすぐに処理でき、カミソリで剃ったときのように生えてきた毛がチクチクすることもありません。
旅行にも持って行けるので便利ですが、使用時には毛が焼けるニオイが発生します。
手っ取り早く今あるムダ毛を処理したい方、旅行や出張など自宅以外でムダ毛処理をする機会の多い方にオススメです。
いかがでしたか?
最近では、脱毛エステが低価格になっていることから、面倒なムダ毛処理はエステで行うという方も増えてきています。
とは言っても、仕事や家事の都合で予定がたてにくいと予約を取るのが困難ですし、人に見られたくないという方もおられると思います。
そんな方は、エステに行くよりも自宅脱毛!無理なく続けられることがツルピカ肌への最短の道です。
間違ったケアを繰り返して肌がブツブツになってしまうと取り返しがつかない場合もあるので、この機会に正しい処理法を身につけてくださいね!