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花粉症対策に効く!食べ物&飲み物と栄養素 しっかり摂ってスッキリ解消

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今年も花粉症の方にとって、ツラ~い季節がやってきました。

春の花粉飛散予測によると、東京や大阪では前年に比べ1.5倍以上になるとのこと。

去年から健康保険が適用されるようになった新しい治療法もあるそうですが、出来るなら病院に行かず薬を使わず乗り切りたいですよね。

今回は、花粉症対策に良い食べ物や飲み物、栄養素をご紹介します。

即効性はありませんが、症状が出る前から摂取しておくと花粉症対策に効果が期待できますので是非お役立てください。

花粉症対策に良い食べ物

ヨーグルト

近年、乳酸菌には花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を緩和する働きがあるということが明らかになっています。

アレルギーを治すためには体質改善が重要と言われていますが、ヨーグルトで腸内環境を整えることは体質改善にもつながります。

ただし、ヨーグルトなら何でも良いというわけではなく、アレルギーに良いとされる乳酸菌の種類があります。

人気のテレビ番組、“はなまるマーケット”で紹介されていた、花粉症の症状緩和に効果が期待できるヨーグルトには次のようなものがあります。

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おなかへGG!(タカナシ乳業)LGG乳酸菌

発売から14年もの間愛され続けているロングセラー製品。

生きたまま腸に届き数日間とどまることができると言われている“LGG乳酸菌”が100g中に140億個以上も含まれている。

朝のYoo(伊藤園)フェカリス菌

球状で微粒子の乳酸菌“フェカリス菌”を90%以上使用。

265mlペットボトルには、1,000億個(ヨーグルト約10個分)の乳酸菌が含まれています。

ビヒダスBB536(森永乳業)ビフィズス菌BB536

“ビフィズス菌BB536”は、人から発見された人に適した種類のビフィズス菌。

整腸作用をはじめ、O157、インフルエンザ、アレルギーに対する作用の論文が数多く発表されています。

ブロッコリー・ブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)に含まれるファイトケミカルの一種、“スルフォラファン”には、解毒作用や抗酸化作用があり、花粉症の症状を抑える効果があることがわかっています。

スルフォラファンは熱に強いので加熱調理しても問題ありませんが、ブロッコリースプラウトを効果的に摂るなら生食がおすすめです。

花粉症対策には、ブロッコリーなら1日約200g、ブロッコリースプラウトなら1日約30gを目安に摂りましょう。

柑橘類(みかん・グレープフルーツ・オレンジ)

柑橘類には、ポリフェノールの一種である“ヘスペリジン”が豊富に含まれています。

ヘスペリジンは、ビタミンPとも呼ばれていて、抗酸化作用が高く炎症を抑制する作用も持つため、花粉症の予防にも効果が期待できると言われています。

柑橘類のすじや皮に多く含まれているので、薄皮ごと食べるのがおすすめです。

また、ヘスペリジンは熱に弱いという性質を持つため、加熱したものでは効果が期待できません。

花粉症対策に良い飲み物

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甜茶(てんちゃ)

甜茶には、バラ科、アカネ科、ユキノシタ科、ブナ科と4つの種類がありますが、花粉症対策に良いとされているのはバラ科キイチゴ属の“甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)”です。

甜茶に含まれる“甜茶ポリフェノール”には、抗ヒスタミン作用がありアレルギー症状を緩和させることが実証されています。

花粉症対策には、甜茶葉 約2gを500mlの水で5分ほど煮出したものを、1日500ml程度飲んでください。

べにふうき緑茶

べにふうき緑茶は、ポリフェノールの一種で抗ヒスタミン作用のあるカテキン含有量が多く、花粉症をはじめとしたアレルギーに効果的なメチル化カテキンを多く含んでいます。

カテキンはタンニンと呼ばれている緑茶の渋み成分なので、べにふうき緑茶には苦味がありますが、アレルギー症状の抑制に効果があることがわかっています。

ただし、カフェインも多く含まれていますので飲み過ぎには注意が必要です。

ルイボスティー

ルイボスティーには、アレルギーによる炎症を抑える効果がある“SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)様酵素”が含まれています。

SODには、多くの病気の原因と言われている活性酸素を除去する作用があり、カフェインが含まれていないため妊婦さんやお子様にもおすすめです。

ティーバッグを水に入れ赤くなるまで(5~10分)煮だしたものを、1日にカップ2~3杯飲むと花粉症に効果があると言われています。

ハーブティー

ハーブティーには様々な種類がありますが、こちらは花粉症を予防するというよりも鼻づまりや目のかゆみなどの症状を緩和するのに役立ちます。

症状に合わせてブレンドしたものを1日にカップ2~3杯飲むと、不快な目や鼻の症状がやわらぎます。

花粉症対策に良い栄養素

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ポリフェノール類

ポリフェノールには、神経を刺激しアレルギーを引き起こすと言われている“ヒスタミン”の発生を抑える働きがあります。

約4000種類以上もあると言われていて、今回ご紹介している食べ物や飲み物の他にも様々な食品に含まれています。

<ポリフェノール類を多く含む食べ物&飲み物>
・シソの葉
・玉ねぎ
・赤ワイン
・緑茶

ムチン

ネバネバ成分と呼ばれるムチンには、鼻や喉の粘膜を保護する作用があることから花粉症対策に効果的と言われています。

<ムチンを多く含む食べ物>
・納豆
・ヤマイモ
・サトイモ
・レンコン
・オクラ
・ナメコ
・モロヘイヤ

EPA・DHA

EPA・DHAは、血液をサラサラにすることで知られているオメガ3系脂肪酸です。

アレルギーを抑える抗ヒスタミン効果は期待できませんが、アレルギーと深い関係があると言われている脂肪バランスを整える作用が確認されています。

<EPA・DHAを多く含む食べ物>
・まぐろ
・ブリ
・サバ
・サンマ
・うなぎ

α-リノレン酸

α-リノレン酸は、人間の体内では合成できない必須脂肪酸で、体内でEPA・DHAに変わり体質改善に役立つと言われています。

<α-リノレン酸を多く含む食べ物>
・亜麻種子
・エゴマ
・しそ
・ほうれん草
・くるみ

β-カロテン

β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、口、鼻、喉などの粘膜を強化して病原体やウイルスの侵入を防ぐのに役立ちます。

<β-カロテンを多く含む食べ物>
・緑黄色野菜
・柑橘類

いかがでしたか?

今回ご紹介した食べ物や飲み物は、症状が出る前に継続して摂取することで効果が期待できると言われています。

一度発症すると完治は難しいと言われてる花粉症ですが、早めに対策することで症状を出にくくしたり最小限に抑えることが可能です。

今から、栄養素をしっかり摂取して春に備えてくださいね!