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放っておくと危険!目の周りが乾燥する原因と赤みやかゆみの対処法

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空気が乾燥する季節になると、乾燥して小じわが目立ったり、赤みやかゆみが出たりと何かとトラブルの多い目の周り。

目の周りの皮膚は、顔の中でも特に薄く他の部位と比べるとおよそ3分の1程度しかありません。

そのため、外気の影響を受けやすくそのまま放っておくと、赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。

早めのケアでトラブルを寄せつけない美しい目元を保ちましょう!

目の周りが乾燥する原因は?

間違ったスキンケア

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アイメイクを落とすときにゴシゴシこすっていたり、洗浄力の強すぎるクレンジング剤を使用していたり…。

間違ったスキンケアは、肌に大きなダメージを与えてしまいます。

特に目の周りは、皮膚が薄い上に皮脂腺も少ないため、落とし過ぎや保湿不足による乾燥が起こりやすい部位。

アイメイクを素早く落とそうと思うと、ついついこすってしまいがちですが、クレンジング剤はたっぷり使用してやさしくなじませましょう。

また洗顔後には、目元専用の美容液やクリームなどで、しっかり保湿するのも忘れずに!

※目元のしわでお悩みの方は下記の記事をご参照ください。

⇒ 「目元のしわを改善する【タイプ別!】原因とオススメ化粧品3選

接触性皮膚炎(かぶれ)

スキンケアを見直しても目の周りの乾燥が治まらず、赤みやかゆみ湿疹など乾燥以外の症状もある場合は、“接触性皮膚炎(かぶれ)”の可能性があります。

接触性皮膚炎は、乾燥による肌のバリア機能の低下が原因で起こることも多く、これまで何ともなかったものに突然反応を示すことも。

化粧品や薬品、植物や金属など様々なものが原因となり、その多くは“紅斑 (こうはん)”という盛り上がりのない皮膚の赤みや湿疹が見られます。

接触性皮膚炎が疑われたら、原因を特定し避けることが最善策です。

化粧品や目薬などの薬品、フェイスタオルや眼鏡など、まずは普段目の周りに使用しているものを避けてみましょう。

最近では、ビューラーによる金属アレルギーや、まつ毛エクステンション用の接着剤によるかぶれも多くなっていますので、使用している方はこれらにも注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

皮膚の乾燥をはじめ、かゆみの強い紅斑や湿疹が目の周り以外にもみられる場合は、“アトピー性皮膚炎”の可能性があります。

近年、大人になってから発症する例も多く、ストレスが大きな原因とも言われています。

アトピー性皮膚炎は接触性皮膚炎とはちがい、その原因は複合的で特定することが難しく、治りにくい皮膚疾患のひとつ。

皮膚の薄い目の周りは、アトピー性皮膚炎の症状が悪化しやすいため、疑いがあるときは自己判断で市販薬を使用するのは控え、すぐに皮膚科専門医に診てもらいましょう。

原因の特定や完治は難しくても、かゆみのコントロールや生活習慣の見直しを行うことで良い状態が維持できます。

目の周りの乾燥を防ぐ方法

オリーブオイル洗顔

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ウォータープルーフのメイクもサッと落とせて洗い流せるクレンジング剤は、便利な反面、強力な合成界面活性剤が多く入っているため、肌の負担となることも少なくありません。

そこでオススメなのが、美容研究家の岡江美希さんも推奨しているオリーブオイルを使ったクレンジング法。

この方法なら濃いアイメイクもこすらずスルスル落とせる上に、ダブル洗顔による皮脂の落とし過ぎも防いでくれるので、目の周りが乾燥しているときは是非行ってみてください。

オリーブオイル洗顔のやり方

①オリーブオイル大さじ1杯をやさしくメイクとなじませる。

※オリーブオイルはスーパーで売っている安いものでOK!

②ティッシュ2~3枚を折りたたんで顔に当てオイルを吸い取る。

※こすると肌に負担がかかるのでNG!吸わせるのがポイントです。

③刺激の少ない洗顔料をよく泡立てて洗顔する。

ワセリンで保湿

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洗顔後いつものスキンケアを終えたあとに、少量のワセリンを薄く伸ばし、目の周りに塗ってみてください。

ワセリンには水分を保持し、刺激から皮膚を保護する働きがあります。

塗る際に擦ると、かえって乾燥や肌トラブルを招く原因となってしまいますので、必ず手の平や甲であらかじめよく伸ばしてから、肌にそっと置くようにつけてくださいね。

※ワセリンについては下記の記事をご参照ください。

⇒「ワセリンは顔に使っても大丈夫?おすすめの4種類と使用上の注意点

蒸しタオルパック

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ワセリンや普段お使いの保湿剤を塗ったあとに、蒸しタオルを20~30秒あてておくと保湿効果がよりアップします。

温めることで目元の血行も良くなるため、むくみやクマも防げるので一石二鳥!

蒸しタオルは、電子レンジを使用すると手軽に作れるので、ぜひ毎日のスキンケアに取り入れてみてください。

※赤みやかゆみがある場合は、温めることで悪化するおそれがあるため行わないでください。

赤みやかゆみがあるときの応急処置

患部を冷やす

目の周りの赤みやかゆみは冷やすと軽減します。

氷をビニール袋に入れ口をしっかり閉じたものや、市販の保冷剤などを少し厚手のハンカチにくるんで患部に2~3分あてましょう。

一ヶ所にあて続けると血流障害が起こり、新たな肌トラブルに発展するおそれがあるため、冷やす範囲は少しずつずらすようにしてください。

また逆に、体温が上がると赤みやかゆみが増すので、長時間の入浴や激しい運動は控えましょう。

保湿剤を塗る

皮膚のかゆみは乾燥すると強くなるため、乾燥しないよう保湿剤を適量塗っておくことも大切です。

特に入浴後や洗顔後は、皮脂が洗い流され肌の水分が蒸発しやすくなるため、すぐに保湿剤を塗りましょう。

合成界面活性剤や香料が入った保湿剤は、バリア機能が弱った肌の刺激となることが多いので、肌トラブルがあるときはワセリンなど刺激の少ないものを。

ただし、浸出液が出ている場合は、保湿することで悪化するおそれがあるため、すぐに皮膚科を受診してください。

いかがでしたか?

顔の中でも目の周りの乾燥は特に悪化しやすく、放っておくと肌のバリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が低下すると、接触性皮膚炎を起こしやすくなるため、これまで問題なく使えていた化粧品が急にあわなくなることも…。

そうなる前に、乾いているなと感じたらスキンケアの見直しを!

また、赤みやかゆみが続くときは、単なる皮膚病ではない可能性もあるので、早め専門医で診てもらってくださいね。