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紫外線対策だけじゃNG!顔のシミの意外な原因はコレだった

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外出するときは帽子や日傘、サングラスは必須!

日焼け止めもしっかり塗ってこれで紫外線対策はバッチリ♪そう思っていたのに…

「どうしてまた顔にシミができてるの!?」なんて苦い経験のある方、多いのではないでしょうか。

この記事では、紫外線対策をしてもシミができる意外な原因とその対処法について詳しく解説しています。

これを知っているだけで、これからのシミ対策がとてもしやすくなりますよ!

顔のシミの原因は「微弱炎症」

紫外線対策をしていても顔にシミができるのは、肌が“微弱炎症”を起こしているからです。

微弱炎症とは、赤みやかゆみなどの自覚症状のない小さな炎症のこと。

肌の内部で起きているため気付きにくいのが特徴で、この状態が長期にわたって続くと肌の老化はどんどん加速し、シミだけでなく、しわやたるみといったトラブルも引き起こしてしまいます。

また、シミのある部分にはこの微弱炎症の慢性化により、メラニン色素の過剰な生成が続いていることが最近の研究によりわかってきました。

顔のシミを大きくしない、増やさないためには、この慢性化した微弱炎症を抑えることが必要なのです。

紫外線対策は万全で美白化粧品も使っているのに一向にシミが薄くならなかったり、新たなシミができるという場合は下記の記事もご参照ください。

★関連記事★ なぜ美白化粧品を使ってもシミが消えないのか?その理由と対処法

微弱炎症の原因

微弱炎症が起きる主な原因は紫外線ですが、

  • 花粉
  • PM2.5などの大気汚染物資
  • 化粧品の化学物質
  • 過度なスキンケアの摩擦
  • 常在菌バランスの乱れによる悪玉菌の増加
  • スマホのブルーライト

なども微弱炎症を引き起こすと言われています。

また、ストレスや不規則な生活から自律神経が乱れてしまうことも微弱炎症が起きる原因のひとつです。

微弱炎症が慢性化する理由

微弱炎症が慢性化する理由として、

(1)肌を攻撃する異物やダメージの増加

(2)(1)が原因となり、炎症反応の最初の司令塔であるNF-κB(エヌエフカッパービー)と炎症の連鎖を引き起こすDAMPs(ダンプス)が暴走(※エヌエフカッパービーとダンプスについては後述します。)

(3)自律神経の乱れ

の3つがあげられます。

炎症が慢性化してしまうと、シミだけでなくしわやたるみといった老化の症状がすべて現れ、さらに乾燥やニキビなどの肌荒れも起きやすくなるため、早急な対策が必要です。

NF-κB(エヌエフカッパービー)とは

NF-κB(エヌエフカッパービー)とは、核の中で働く特殊なたんぱく質のこと。

肌が紫外線や異物などの刺激を受けた時の最初の司令塔となり、肌細胞を守るために炎症を起こしメラニン色素を作り出す遺伝子のスイッチをONにする役割を持っています。

通常なら、肌への刺激がおさまればスイッチはOFFに切り替わるのですが、刺激を受けすぎるとその切り替えが上手くいかなくなりNF-κB(エヌエフカッパービー)は暴走状態に!

それが微弱炎症を慢性化させてしまう原因となります。

DAMPs(ダンプス)とは

DAMPs(ダンプス)とは、紫外線などで細胞がダメージを受けた際に放出される分子のこと。

これが放出されると、周りの細胞に炎症反応の連鎖を引き起こすことが最近の研究でわかってきました。

現在DAMPs(ダンプス)は、シミやしわを作り出す最上流のメカニズムとして注目されています。

シミを作り続けないためには

顔のシミを作り続けないためには、まずは微弱炎症の慢性化を阻止することが第一!

そして肌の内部で微弱炎症が起きないようにケアすることが必要です。

なぜなら、肌に微弱炎症が起きている限り、紫外線を浴びていなくてもメラノサイトがメラニン色素を作る指示を出し続け、シミが作り続けられるからです。

自律神経を整える

微弱炎症の慢性化を防ぐためには、自律神経を整えることがとても重要です。

なぜなら、自律神経の乱れは、身体の正常な炎症のON・OFFの機能を阻害し慢性化を招きやすくするからです。

休んでも疲れが取れなかったり、やる気が出なかったり、夜なかなか寝つけなかったりという方は、自律神経が乱れている可能性大!

自律神経は、ストレスや不規則な生活などにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで乱れます。

ですから、自律神経を整えるには日中の動く時間帯は交換神経、夜になり休む時間には副交感神経が優位になるよう意識することがとても大切。

現代人は、身体的・精神的にも過度なストレスにさらされ交感神経が優位になりがち。

ゆっくりお風呂に入ったり自分の好きな音楽を聞いたり、また精油の香り楽しむといったことでリラックスできる時間を確保してください。

心と体をリラックスさせることは、副交感神経を優位にし、微弱炎症の慢性化を防ぐことに繋がります。

肌のバリア機能を強化

微弱炎症を引き起こさないために必要なのは、毎日のスキンケアで保湿をしっかりして肌のバリア機能を強化することです。

バリア機能が強化できれば、微弱炎症の原因となる刺激や異物の侵入を防ぎ、炎症によるメラニン色素の発生を未然に防ぐことができます。

肌の保湿成分には、角質層の潤いを守る働きをするセラミドがおすすめ!

そのうえで抗炎症作用のある朝鮮アザミエキス(アーティチョーク)などで炎症を鎮静化できればさらに良しです。

朝鮮アザミエキスには、科学的にも肌が刺激を受けた時の最初の司令塔であるNF-κB(エヌエフカッパービー)の暴走を止める作用が報告されています。

正しいスキンケアを

スキンケアの際に、コットンなどで顔をパタパタたたいたり、ゴシゴシこすったり、強いマッサージなどは、すべて肌の微弱炎症を引き起こす原因になるのでNGです。

また、合わない化粧品を使い続けるのも肌に刺激を与えるのですぐにやめて、自分の肌に合うものを選ぶようにしてください。

UVケアにはパウダーファンデーション 

日々のUVケアには日焼け止めよりもパウダーファンデーションがおすすめです。

パウダーファンデーションには、紫外線を跳ね返す日焼け止めと同等の効果があります。

日焼け止めは薄く塗ると効果がなく、また厚く塗ると毛穴をふさいで肌に負担をかけますが、パウダーファンデーションなら肌への負担も少なく塗り直しも簡単です。

でも、海や山などの紫外線が強い場所に行くときは、日焼け止めとパウダーファンデーションのダブル使いで万全の対策をとってくださいね。

いかがでしたか?

今回は、紫外線対策をしてもシミができる原因と、その対処法についてご紹介させていただきました。

顔のシミは、出来てしまってから対処するのではなく、作らないケアをするのがとても大切!

肌の微弱炎症を抑えることは、シミだけなくしわやたるみなど他の肌トラブルの改善にも繋がります。

寝る前にスマホは使わない、毎日のスキンケアは出来るだけ優しく、使う化粧品は肌の負担にならないもの選ぶなど、肌への刺激を除去し、炎症を起こさないように気をつけてくださいね。

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