朝起きたらまぶたがむくんでパンパンに…。ごまかそうにもアイラインが上手く引けない…。
女性なら誰もがそんな経験、あるのではないでしょうか?
顔の印象が大きく変わってしまうイヤ~な“目元のむくみ”。簡単なセルフケアで即効で解消しちゃいましょう!
温冷スプーンケアで血流改善
(1)カレー用のスプーンと40度程度のお湯と氷水を用意する。
(2)スプーンをお湯で温めて目元にあてる。
(3)スプーンを氷水で冷やし目元にあてる。
※右左交互に3~5回程度行ってください。
目元にぴったりフィットするカレー用のスプーンを使用して、“温め→冷やし”を交互に行うことで一気に目の周りの血流を良くする方法です。
蒸しタオルでも同様の効果が得られますが、時間のない朝にはスプーンを使用するのがオススメ!
まぶたのむくみはもちろん、目の下のクマにも効果的ですよ。
目元のむくみをとるマッサージ
老廃物を効率よく流す準備体操
(1)親指以外の4本の指を鎖骨のくぼみに押し込み3秒間キープ。
(2)人差し指と中指で鎖骨を挟み外側から内側へなぞる。
(3)人差し指と中指で鎖骨の中央下から脇の下へなぞる。
※右左交互に3回ずつ行ってください。
鎖骨、脇の下はリンパ管が集中している部分。
まずは、ここを刺激してむくみの原因となる余分な水分や老廃物の出口を作ります。
余分な水分や老廃物を流す
(1)中指でリンパ節を3~5回軽くプッシュする。
(2)目の周りを外側から内側になぞるように指先を滑らせる。
(3)耳下リンパ節に流す。
※右左同時に3回ずつ行ってください。
指先で軽く押すと、ツンとするような感覚がリンパ節の場所の目安。
リンパ節に軽く圧力をかけマッサージする事で、リンパの流れの促進につながります。
目元のむくみをとるツボ
(1)親指を軽くツボにあて3~5秒プッシュする。
※右左同時に3回ずつ行ってください。
攅竹(さんちく)は、顔のむくみに有効とされているツボです。
また、晴明(せいめい)は、目の疲れに効くとされているツボで、目の周りの血流を改善するのに役立ちます。
ツボ押しは、即効性はあまり感じないものの、通勤途中の電車の中やオフィスでも手軽に出来るので、こまめに押して目元のむくみを解消してくださいね。
目元がむくむ原因と解消法
塩分の摂り過ぎ
塩分を摂り過ぎると高血圧になりやすいとされているのは広く知られていますが、むくみの原因になるという事は知らない方も少なくないようです。
過剰に塩分を摂取すると喉が渇きますが、それとは反対に体は濃度を薄めようと汗や尿が出にくくなります。
その結果、排出されなかった水分が細胞の周囲に停滞し、むくみを引き起こしてしまいます。
むくみやすい方は、濃い味付けの食事を控え、厚生労働省が推奨している一日の食塩摂取の目安(9g以下)を基準に献立を考えてみましょう。
お酒の飲み過ぎ
アルコールには利尿作用がありますが、過剰に摂取すると体内の水分量をコントロールする脳の中枢機能が正常に働かなくなり、むくみにつながります。
まぶたや目の周りは皮膚が薄く症状が出やすいため、飲み過ぎた翌日は必ずむくむという方も多いのではないでしょうか。
飲み過ぎを控えるのが一番ですが、そうもいかない場合は、おつまみに利尿作用のあるカリウムを多く含んだ、トマト、アボガド、じゃがいも、納豆などを食べ、水をたっぷり飲んで、水分の循環を促すようにしましょう。
生理前と生理中
むくまないよう気をつけていても、生理の1週間前くらいから生理中にかけては女性ホルモンの作用でむくみやすくなります。
女性である以上、この時期ばかりは仕方ありません。
とは言え、少しでも不快な症状が軽減されるよう、上記でご紹介したリンパマッサージやツボ押しなどで血流を良くし、出来るだけ老廃物を溜め込まないようにしましょう。
いかがでしたか?
通常、水分は上から下、高い所から低い所へ流れています。
そのため、ずっと横にでもなっていない限り、起きている最中に顔がむくんでくるという事はあまりありません。
起きている最中にまぶたがむくんでくる場合や、目元のむくみが長引く場合は内臓疾患の疑いもありますので、念のため医療機関で検査してもらってください。
健康な体に起こるむくみは、普段の食生活の見直しや、ちょっとした心がけで解消する事ができます。
大切な日に目元のむくみで慌てないよう、まずは原因を見直してみてくださいね!
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